映画監督
砂田麻美
すなだ まみ
PROFILE
1978年、東京生まれ。慶応義塾大学在学中よりドキュメンタリーを学び、卒業後はフリーの監督助手として是枝裕和監督らに師事。ガンを患った自身の父親の最期に迫ったドキュメンタリー映画『エンディングノート』(2011年)で初監督。本作品は第62回芸術選奨文部科学大臣新人賞、第52回日本映画監督協会新人賞、等数々の新人監督賞を受賞。台湾・韓国でも劇場公開される。
ドキュメンタリー第二作目となる映画『夢と狂気の王国』(2013年)では、『風立ちぬ』制作中のスタジオジブリに密着し、トロント国際映画祭・サンセバスチャン国際映画祭最正式出品。
主な脚本に『潤一』(原作・井上荒野),『有村架純の撮休:人間ドック』など。松任谷由実(荒井由実名義)の「ひこうき雲」ミュージッククリップやau「ジブリの森」のCM演出も手掛けている。
小説作品に『音のない花火』(ポプラ社)、「本の雑誌」2016年上半期ベスト1に選出された『一瞬の雲の切れ間に』(ポプラ社)がある。