エンディングノート

STORY

2009年、東京。熱血営業マンとして高度経済成長期に会社を支え駆け抜けた「段取り命!」のサラリーマン。67歳で40年以上勤めた会社を退職し、第二の人生を歩み始めた矢先に、毎年受けていた健康診断で胃ガンが発覚。すでにステージ4まで進んでいた。

残される家族のため、そして人生の総括のために、彼が取り組んだのは、「自らの死後の段取り」。限られた日々をまるで現役時代のプロジェクトのごとく生き生きと駆け抜けていく父と、傍らで見守る家族の姿を、娘である監督は映像として記録し続けた。ガン発覚から半年後、ふいに訪れる最期の時。そこに残されたものは――。
長年に渡る膨大な家族の記録から紡がれる、生と死の物語。

AWARD

第59回サンセバスチャン国際映画祭 新人監督部門正式出品
第47回シカゴ国際映画祭 ドキュメンタリー部門正式出品/Certification of Merit
第8回ドバイ国際映画祭 ムハ・アジアアフリカ・ドキュメンタリー部門第2位
2012年シドニー映画祭最優秀ドキュメンタリー観客賞
第62回芸術選奨文部科学大臣新人賞
第52回日本映画監督協会新人賞
第36回報知映画賞 新人賞
第36回カトリック映画賞
第35回山路ふみ子映画賞 文化賞
第33回ヨコハマ映画祭 新人監督賞/2011年日本映画ベストテン第9位
第26回高崎映画祭 若手監督グランプリ
2011年度全国映連賞 特別賞

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